◆2017年7月22日(土) 開演14:00(開場13:00)
Galerie la/kugo
遊興亭福し満inレトロ銀座Vol.5
場所:ギャルリー・ラー 奥野ビル601
中央区銀座1-9-8 奥野ビル6F
木戸銭 3,000円(ワンドリンク付)
*開演前、休憩時間に飲み物の提供がございます。
(ワンドリンク付、それ以上は有料)
定員 40名
演目:三遊亭圓朝 作
怪談 牡丹燈籠(新再編版)其之参
栗橋宿・お峯殺しの場
[お仲入り]
栗橋宿・関口屋強請の場
お問合せ・予約 サロン ドゥ ラー(吉本)
TEL/FAX:03-6228-6108 090-6197-1823(吉本)
E-mail:la@salondela.com
*いずれかの連絡先にご予約下さい。
幕末から明治にかけて活躍した三遊亭圓朝。数々の優れた創作噺を発表して人気を博し、落語中興の祖とも言われています。その創作噺の中でも特に有名なのが『怪談牡丹燈籠』。明治17(1884)年に速記本が出版されるとたちまち大評判となり、二葉亭四迷をはじめとする言文一致運動の作家たちにも多大な影響を与えました。さらには五代目尾上菊五郎により歌舞伎の演目にも取り入れられ、今日に至るまで上演されています。それほど人気の高い『怪談牡丹燈籠』ですが、全編は第1回から第21回下までの長編で通しで語ると14時間以上はかかるため、今では全く上演されることがありません。
時折高座にかけられる『怪談牡丹燈籠』は、昭和の名人三遊亭圓生が編集したダイジェスト版からの抜き語りばかりで、この噺の全体の魅力に触れることはできないのです。
今回の試みは全編を三分の二に再編集して、其之壱から其之四までの全四回で語ろうというものです。三遊亭圓朝が描いた本来の噺の流れを省略することなく、かつ物語性を鮮明に浮き立たせること。それが新再編版の目指すところであり、また『怪談牡丹燈籠』全編上演を過去2回行った遊興亭福し満の新たなる挑戦でもあります。乞ご期待!